家を売るというのは身近に経験している方が少なくあまりアドバイスももらえませんよね。この記事はこれから不動産売却を考えている人たちに向けて、使いやすい不動産査定サイトをご紹介する記事です。売り主の立場に立ち、使いやすく厳選されたサイトのみ6つを紹介します。

不動産査定サイトを使うときの注意点

不動産査定サイトってどこも同じじゃないの?

「どこで売っても同じじゃないの?」

多くのお客様が家を売るのは初めてです。ですので、そういう印象をお持ちの方はとても多いです。

あまり人気のない物件だったりすれば差は出にくいのかもしれませんが、契約する不動産会社によって金額や売れるまでの期間が異なるケースは多いです。

不動業者選びのミスマッチが起こりやすい原因で多いのはこの2つのケース。

(1)査定額が高い、手数料半額など価格で不動産会社を決めた

何か根拠があって高い査定額を出している不動産会社もあります。ですので査定額が高いところが売れないというわけではありません。

しかし、査定額が一番高いから決めた不動産会社が全く売れず、その後言われるままに値下げをして、他社の査定額より安い額で売却したという方もおります。だったら初めから他社のほうが高い値段で短期間で売れたかもしれません。

「手数料半額」に惹かれて契約した中堅不動産会社では売却できず、他の業者で売れたという方もおります。手数料半額の業者が危ないわけではないのです。良心的な理由でサービス提供をしている業者もたくさんあるとおもいますが、契約をとりたいために手数料半額をうたう業者もあるようです。

(2)大手だから大丈夫と思って知名度で不動産会社を決めた

例えば「有名な大手不動産会社だから大丈夫かな」と有名不動産会社に売却をお願いしたけれど売れなかったベッドタウンの家が、地元の不動産にお願いしたら「ここは〇〇小学校に近いからファミリー向けに売れる」と判断して、有名不動産会社の査定額より高い価格で売却成立することがあります。地域の情報に詳しい不動産屋に任せたことで売却が成功するのですね。

危険な不動産業者の手口

中古マンションの売却

不動産査定サイトででる不動産査定額はあくまでも机上の査定額であり、その価格で物件が売れるとは限りません。とはいえ不動産会社は過去のそのエリアの販売記録からその値段を出しているので本来は訪問査定に近い額になります。

質の悪い業者は相場より高い価格査定をして「当社ならこの金額で売れますよ」と言って他社と契約できない『専任媒介契約』という契約を結び売却のための活動を引き受けます。しかし当然売れない。3か月後に「この値段では全く内覧もないし売れないから値下げしてこの値段で売りませんか?」と持ちかけて値下げして売却。

売却が成立すれば不動産会社は手数料が入ります。初めから手数料が欲しいため契約数を増やそうとして売れない高い査定額を出して契約をとろうとする業者があるのです。家を売る時は、何らかの事情があり売主も冷静ではないことも。そんな状態の人に付け込みお金をむしりとるのは悪質です。「もっと信頼できる不動産会社に依頼しておけばよかった」と後悔する方もいらっしゃいます。

よって今回ご紹介する不動産一括査定サイトは、売主が高い査定額を出すだけの悪徳業者に誘導されないような信頼できるサイトのみご紹介いたします。

不動産査定の一括査定サービス比較

(1)すまいValue

一つは大手不動産6社が運営している「すまいvalue」です。集客力が高く、すでに獲得している購入希望者の「顧客名簿」が豊富にあります。保有する顧客の中からも候補者を探してくれるので、早期売却につながります。

他の一括査定サイトは、小さい不動産会社も査定に加わりますが、「すまいValue」では地場の不動産会社は査定に加わらないのが特徴です。

すまいvalue 公式ページ

(2)マンション.navi

mansion-navi

2番目はマンション.naviです。マンション.naviはマンション特化型の査定サイトです。中古マンションの売買は、戸建住宅の売却と異なり、修繕積立金の状況や、大規模修繕履歴の確認、共用部、管理規約など、マンション特有の価格決定要因があります。不動産会社が確認すべき事項も戸建と比較すると多岐にわたります。

そのため不動産会社もマンションに慣れている不動産会社に依頼した方がトラブルは少なくなります。マンション.naviはマンションを得意とする不動産会社が提携しているため、適切な不動産会社に出会える確率は高いです。

<マンション.navi公式サイト>

(3)HOME’Sの一括査定

不動産情報サイトライフルホームズが運営する不動産一括査定サイトです。大手不動産会社や地元密着不動産会社1300社以上登録しています。この中で登録不動産会社は一番多いです。上場企業が運営しており、個人情報の取扱いも安心。

査定依頼をする不動産会社の情報、担当者も分かるようになっているので顔が見えて安心します。専門用語が少なく分かりやすい印象を受けました。信頼できる不動産サイトであるHOME’Sに査定依頼してみるのも良い方法です。

<HOME’S不動産一括査定>

 HOME’Sプライスマップ

同じライフルホームズが運営する「HOME’Sプライスマップ」もおすすめです。こちらは諸事情があり匿名で不動産査定を行いたい人向けのサイトです。不動産査定サイトでは、一度登録すると、その後、営業マンからしつこい電話がかかってくるということが良くあります。このような匿名サイトであれば、その心配はありません。

「HOME’Sプライスマップ」は戸建もマンションも両方簡単に査定が出来ます。簡単な情報のみの入力で瞬時に○○万円~○○万円という幅の形で相場が出ます。

<HOME’Sプライスマップ>

(4)HowMA(ハウマ)

6番目の「HowMA(ハウマ)」はAIが物件査定価格を出してくれるサービスで、住所や面積とメールアドレスを入力すれば全国各地の不動産の見積価格が出てきます。所要時間2分!

不動産会社にデータが行くわけではなく、営業の電話がかかってくることもありません。どの程度の額か知りたいのなら最も手軽かもしれません。

HowMaスマート不動産売却

HowMaスマート不動産売却は、過去に不動産売却でうまくいかなかった方や、ある程度不動産売却について詳しい方に選ばれているオンライン上で一般媒介契約を最大6社と締結できるサービスです。

査定を依頼すると、HowMaの担当者から連絡が行き、担当者が売りたい物件の査定に必要な条件を調べて提携不動産会社に共有します。その後、各社が見積もり価格や販売開始価格を提示し、その中から最大6社をお客様が選べるようになっています。

通常の一括査定サービスでは、複数の不動産会社の営業担当者と同じやり取りをしなければなりません。HowMaスマート不動産売却を使えば一括で査定から複数の会社と媒介契約を結ぶまでを代行してくれるため、非常に手間がかからず、余計な営業の電話がかかってくることもありません。

6社が競って販売活動をするため値下がりしにくく、早く高く損せずに売りたい方向けのサービスです。対象エリアは東京23区内です。

<HowMa公式ページ>

(5)イエイ

4番目におすすめしたいのはイエイです。イエイでは、「高い査定額を出す会社が優良企業ではない」と明言しています。このような宣言は、不動産査定サイトの中では珍しいですが、そこを堂々と言っていることが、好感が持てます。10年の歴史があり、利用者300万人突破。売主の立場に立った運営姿勢が長い営業を支えていると言えます。

その他にも、イエイでは電話の相談員がいます。サポート体制が最も充実したサイトですので、初めての方でも安心して利用することができます。

(6)RE-Guide(リガイド)

5番目はリガイドです。リガイドも長い歴史がある不動産査定サイトです。体験談やQ&Aコーナーなどサイト内のコンテンツが充実しています。コラムの中でも不動産売却に関するコンテンツも多く、内容の信頼性は高いです。運営する会社は今は本社が虎ノ門にありますが元は札幌の会社です。

リガイドでは提携している不動産会社を公表しています。そのため自分の住んでいるエリアの近くの不動産会社の有無が分かります。どの会社が査定を出してくるか予想できますので、提携会社を確認してから利用するのが良いでしょう。

まとめ

高い査定額にひっかかって後悔しないために

以上、売主にとって有益な不動産査定サイトのみ厳選して紹介しました。他にも不動産査定サイトはたくさんありますが、「高い査定額出せます!」というトーンの不動産査定サイトは外してあります。高い査定額にひっかかって後悔する売主が後を絶たないからです。今回ご紹介した不動産査定サイトを利用して、良きパートナーに出会っていただければ幸いです。

マンション売却を考えているものの、何から始めて良いのか分からない方へ
マンション売却の査定をする前に

マンションの売却は一生に一回あるかないかの事です。非常に大きな金額になりますので「なるべく高く早く売りたい」という方は多いと思います。

そのために一番大切な事は「査定」で売却を依頼する不動産会社を見極める事です。ここからはその査定をする前に必ず読んでおいて頂きたいマンション売却20ヶ条をお話します。

マンションを売却する前に必ず読みたい20ヶ条
竹内 英二
不動産鑑定士&中小企業診断士。1974生まれ。大阪大学卒業。日本土地建物㈱にてオフィスや賃貸住宅など多くの賃貸物件の開発に携わり、賃貸業を得意とする。2015年に㈱グロープロフィットを設立し代表取締役に就任。