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 2021年最新版:現在の不動産査定方法と賢く売るための3つのポイント

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この記事では、2021年最新版の不動産査定方法と、賢く売るための3つのポイントを解説しています。

不動産の売却を検討中の方は、きちんと売却できるかどうか、そしていくらで売却できるかが気になるでしょう。どうぞここでの情報を参考にしてください。

2種類の不動産査定

不動産査定の方法には、主に次の2種類があります。

  • 簡易査定
  • 訪問査定

簡易査定

簡易査定は直接現地に訪問せず、机上で行う簡易的な査定です。

電話やネットで受け取った情報をもとに、戸建てならば立地条件や土地の大きさ、賃貸マンションならば、階数や方角などを考慮して査定価格を算出するのが簡易査定の特徴です。

簡易査定のデメリット

しかし、簡易査定にはデメリットがあります。それは、直接現地を訪問しないため、実際の建物の雰囲気が違うなど、訪問査定に比べてズレがあることです。

とくに戸建ての場合、簡易査定だとミスマッチが起こることも考えられるでしょう。それでも簡易査定は「だいたいの査定価格を知ることができれば良い」という方には最適です。

まずは簡易査定。そう考える方には以下のサービスがおすすめです。

訪問査定

一方、訪問査定は簡易査定と同様に書類上の査定も行い、その後、直接現地に出向いて建物をしっかりと調査します。

建物の劣化具合であったり、付帯する設備の状況、建物から最寄り駅までの雰囲気であったりを詳細にチェックします。

簡易査定と比較すれば、訪問査定はより精度が高い査定を受けられるのが特徴です。

訪問査定のデメリット

訪問査定のデメリットは、簡易査定と比較すると査定にかかる時間が長く、1週間ほど審査に時間がかかる点です。

簡易査定ならば、当日中、遅くても翌日には結果がわかります。それでも、不動産の売却を具体的に考えているならば、訪問査定を依頼するのがマッチしているでしょう。

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不動産を賢く売るための3つのポイント

不動産を賢く売るためのポイント①:不具合がなく修繕の必要がない

不動産を賢く売るための1つ目のポイントは、不具合、修繕の必要がないかどうかです。

もし、老朽化していて不具合、修繕の必要が多い場合、それらを不動産会社に言わなければなりませんし、不具合、修繕しなければいけない箇所が多ければ、それだけ査定が下がります。

不具合、修繕のことを伝えていなければ後々トラブルになる可能性もあるでしょう。

物件に不具合、修繕箇所が少なくキレイな状態ならば、それだけで高い査定額が期待できます。

不動産を賢く売るためのポイント②:リフォームやハウスクリーニングが必要ない

大規模なリフォームが必要であったり、タバコのヤニで壁紙の汚れやシミが目立っていたりすると、大きく査定の面でマイナスとなってしまいます。

リフォーム費用、ハウスクリーニング費用を売却費用に計上させるのは難しいので、あまりにも劣化している状態ならば、安値の査定となってしまうでしょう。

ただし、リフォームやハウスクリーニングが必要かどうかは、不動産会社の社員に聞くのが良いです。

不動産を賢く売るためのポイント③:需要の多い時期に売却する

引っ越しシーズンを見てもわかるように、2月、3月は不動産の需要が高まります。そのため、査定額以上の高値で売れる可能性があるでしょう。

不動産の売却をするのであれば、夏や秋ではなく、冬から春にかけての2月、3月のシーズンにするのが良いです。この時期に売却をすれば数十万……ときには数百万円以上得をすることも考えられます。

取引事例比較法がメインである理由とは?

取引事例非核法がメインである理由は、売るための査定だからです。

築古で汚い物件の査定額は、売れる金額ではなく計算上の残存価値です。そのため、査定してもらった金額そのままで売るのは非常に難しいと言えます。

現状の残存価値そのもので購入してもらいたいのなら、業者買取査定がオススメです

買取業者はリフォームをして新たに販売するのを目的としているので、残存価値そのもので購入してくれます。結果的にスムーズな取引になりやすいのです。

不完全な不動産は売却が難しい

購入したばかりの新しい土地、需要が多い人気の一等地、ピカピカのマンションならば別ですが、そうではない場合、高値で売却しようとしても買い手が見つからず、売るまでに時間がかかります。

  • 買った瞬間に壁紙を変える必要があるマンション
  • キッチンを最新式に入れ替える必要があるマンション
  • 水垢のあるお風呂のマンション

これらを個人の方が欲しがることは稀でしょう。

買取業者なら現状のまま引き渡せる

買取会社はリフォームして売り出すのを前提としています。

だから、売却では買い手が見つからない古い不動産を所有しているのなら、仲介ではなく、直接買取してもらうと良いです。

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まとめ

この記事では以下の内容を紹介しました。

所有している不動産の状態によって、賢い売却方法は変わります。老朽化していて修繕、リフォーム、ハウスクリーニングが必要なん物件ならば、買取も検討してみてください。

監修者:鈴木 良紀

経歴:東京理科大学卒業。大手ゼネコン、ディベロッパー、不動産ファンドを経て、(株)ウィルゲイツインベストメントの創業メンバー。不動産、法律に広範な知識を有し様々なアセットのソリューションにアプローチ。保有資格:宅地建物取引士、ビル経営管理士、一級土木施工管理士、測量士補。執筆活動:投資僧

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