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老後は一戸建てよりもマンションが良い?マンションをおすすめする6つの理由

老夫婦

目次

老後は一戸建てよりも都心のマンション住まいをおすすめします。この記事では、老後のマンション住まいをおすすめする6つの理由を紹介するので、老後の住居で迷っている方は是非ご覧ください。

老後はマンションがよい理由①:バリアフリー化と安全性の高さ

老後はマンションがよい理由のひとつ目は、バリアフリー化と安全性の高さです。バリアフリー化と安全性について、それぞれ詳しく説明します。

老後はマンションのバリアフリーに助けられる

室内に階段があったり玄関の段差があったりすることの多い一戸建てと比べて、マンションは室内に段差が少ないので、転倒するリスクが低いでしょう。そのためマンションは老後の住まいに向いています。超高齢化がすすむ現在では、マンションのバリアフリー化がどんどん進んでいます。室内はもちろん、玄関外の廊下や階段、エレベーターなどといった共有部分についても、高齢者に配慮したバリアフリー設計となっているケースが増えているのです。

少し探せば老後に住みたいと思えるマンションが見つかるでしょう。バリアフリーという概念がなかった築年数が古いマンションでも、部屋の段差をなくしたり、共用階段や共用廊下に手すりを設置したりするなどといったリフォームも盛んに行われています。もし将来、車いすで生活することになっても、マンションであれば一戸建てよりも改修は軽く済むので、老後はマンションの方がおすすめです。

老後こそ安全性が高いマンションに住みたい

多くのマンションのエントランスはオートロックになっていて、かつ監視カメラが設置されています。録画した映像は一定期間保存してくれるため、来訪者の把握が一戸建てより簡単です。

管理人が常駐・巡回しているマンションでは、不審者も侵入しづらいでしょう。一戸建てであれば自分で警備会社と契約をしなければなりませんが、マンションの中には警備会社と契約しているところも少なくありません。このように、一戸建てと比べてマンションは手軽に安全を確保できると言えます。

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老後はマンションがよい理由②:生活が楽

老後にマンションをおすすめする理由の二つ目は、生活が楽であることです。マンションには階段がありませんので、老後で足腰が弱くなっても家の中の移動をスムーズにおこなえます。

より生活を楽にしようと思うのであれば、郊外より都心のマンションがおすすめです。車の運転も不要で足腰が弱くなっても移動しやすく、スーパーや病院なども近くにあるため、楽に生活できます。

老後はマンションよい理由③:資産価値が落ちにくい

老後にマンションをおすすめする理由の三つ目は、資産価値が落ちにくい点です。とくに都心のマンションは、郊外のマンションよりも資産価値が落ちにくいです。

都心のマンションはその生活のしやすさから需要が高く、資産価値が落ちにくいと考えられています。もしマンションを売却することになったとしても、老後資金の目減りを最小限に抑えることができます。

老後はマンションがよい理由④:メンテナンスに関する心配が少ない

老後にマンションをおすすめする理由の4つ目は、一戸建てと比べてメンテナンスに関する心配が少ないことです。一戸建てでは、わずらわしく感じることもある日々の庭の管理はもちろん、長期的な建物のメンテナンスも管理会社がおこなってくれます。

一戸建ては自分でメンテナンスをする必要がある

厚生労働省が発表している「令和元年簡易生命表」によると男性の平均寿命は 81.41 年、女性の平均寿命は 87.45 年です。老後の生活を考え50歳代で家を住み替えたとしても、30~40年間の暮らしを考える必要があります。

一戸建てを維持しようと思う場合20~30年ごとに修繕が必要です。手間だけでなく、費用も高額で、意識して準備しておかなければなりません。たとえば、外壁塗装には約130万円、屋根の修繕には約140万円かかると言われています。

ポイント

マンション住まいであれば、修繕積立費などを月々支払う必要はありますが、建物のメンテナンスにかかる手間と費用の心配から解放されます。

老後はマンションがよい理由⑤:快適に過ごせる

老後にマンションをおすすめする理由の5つ目は、快適に過ごせることです。一戸建てと比べたマンションの特徴を例に挙げてみます。

  • 階段がなくワンフロアで過ごせるため、一戸建てと比べて生活動線がコンパクト
  • 木造の一戸建てに比べて気密性が高く、上下左右を隣家に囲まれているため暖かい
  • トラブルの際は管理会社に連絡できる
  • 物件にもよるが、24時間自由にゴミ出しできるマンションもある
  • 個室の距離が近く、家族間のコミュニケーションがとりやすい
  • 2階以上に住めば浸水リスクが低い

 

老後はマンションが良い理由⑥:防災性が高い

老後にマンションをおすすめする理由の6つ目は、防災性が高いことです。マンションは一戸建てよりも火災時の安全性が高くなっています。そのため火災保険の保険料も一戸建てと比べて安いのです。また、地震に関しても一戸建てよりマンションのほうが耐久性に優れていると言えるでしょう。東日本大震災の被害調査においては、マンションの大破件数がゼロという結果が出ています。

マンションには防災倉庫などが設置されているところや、定期的に防災訓練がおこなわれるなど、積極的に防災対策に取り組んでいるところもあります。住み替えで近所づきあいがない場合も、いざというときに安心できるでしょう。対して一戸建ての場合は、町内会などでどのような対応がなされているか確認する必要があります。

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まとめ:老後は一戸建てよりもマンション!

この記事では以下の内容を紹介しました。

老後の住まいを決めるときに大事な視点は、今決めた住まいにずっと住み続けられるとは限らないことです。将来介護施設に入居したり、子どもと同居したりするなど、環境が変わることもあります。そんなとき、一戸建てよりもマンションの方が、郊外に住むよりも都心に住む方が、利便性に優れ、資産価値が落ちにくいためおすすめです。

この記事で紹介した6つのメリット「バリアフリー化と安全性」「生活が楽」「資産価値が高い」「建物のメンテナンスに関する心配が少ない」「生活の快適さ」「防災性」を参考に、マンションでの老後の暮らしをシミュレーションしましょう。

監修者:鈴木 良紀

経歴:東京理科大学卒業。大手ゼネコン、ディベロッパー、不動産ファンドを経て、(株)ウィルゲイツインベストメントの創業メンバー。不動産、法律に広範な知識を有し様々なアセットのソリューションにアプローチ。保有資格:宅地建物取引士、ビル経営管理士、一級土木施工管理士、測量士補。執筆活動:投資僧

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