不動産売却で何社ぐらいに物件査定をお願いするのがよいのでしょうか?

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男性 青空

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不動産を売却する時は、いくつかの不動産会社に物件査定をお願いします。1社だけからの物件査定では、その値段が高すぎなのか安すぎなのかも分からないからです。では、何社ぐらいに物件査定をお願いすればいいのでしょうか?プロに聞いてみました。

読者からの質問

不動産を売却するときは何社ぐらいに物件査定をお願いするのがよいのでしょうか?

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不動産のプロからアドバイス

査定は競争入札ではありません。参加業者が増えて過当競争のような状態になり、査定額を競って釣り上がっていくということはありません。競合他社のいる場合には、各社とも媒介契約の獲得を意識して査定額を上方修正することはあります。

しかし、それには限度もありますし、更にその査定額とは実際に売却される価格とは大きく異なるでしょう。高く売りたいからと強気な価格設定をするのとは性質が異なるのです。また、査定業者が多ければ多いほど、打ち合わせなどに時間と手間が増えますしたがって、あまり多くの業者へ査定を依頼するのは考えものです。

①不動産の物件査定:机上査定なら5社程度が妥当

では、何社くらいが良いでしょうか。明確な目安はありませんが、ネットでの机上査定なら5社というところでしょう。ネット上のやり取りであれば、査定に必要な情報や売主側の希望などをコピーペーストでメール送信できるので、重複して説明するような労力を軽減できます。

また、ネットとはいえ、机上査定を1社1社に連絡して依頼するのも大変です。一斉査定を依頼できるサイトがあるので、こういったサービスの利用も検討しても良いでしょう。

物件査定は一括査定サービスが便利

サイトの所定のフォームに物件情報などを入力して送信するだけで、複数の業者へ査定依頼が発信されます。物件やエリアにもよりますが、10社から20社、あるいはそれ以上の業者から回答があります。ただ、その中から訪問査定を依頼する業者を選定するのは大変かもしれません。

安心できる一括査定をご希望の方は、大手不動産6社が運営している「すまいvalue」がおすすめです。大手なので集客力が高く、すでに獲得している購入希望者の「顧客名簿」が豊富にあります。保有する顧客の中からも候補者を探してくれるので、早期売却につながります。

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②不動産の物件査定:訪問査定なら3-5社を目安に

訪問査定は3-5社程度に絞り込むと良いでしょう。数が多すぎると労力や時間がかかりすぎるからです。訪問査定をした業者の中から媒介契約を結ぶ業者を厳選しますが、媒介の種類によっては複数の業者と契約することもあります(複数の会社と契約することを一般媒介契約といいます)。

その場合、訪問査定を3-5社くらいにしておくことで、その中から2~3社を選ぶことが可能です。媒介を結ぶ相手を厳選するためにも5社程度がスムーズです。

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不動産の物件査定は、信頼できる業者なら1社でいい

スタッフ

この記事では以下の内容を紹介しました。

信頼できる業者がいるなら、最初から1社に限定して依頼しても構いません。親戚や友人や、購入した不動産会社や当時の担当者なども良いでしょう。前述のように多数の業者に依頼しても査定額が競り上がるものではなく、また、実際の売却価格とも異なります。

査定から売却活動まで信頼して任せられる業者がいるなら、そこに依頼するに越したことはありません。査定業者をいたずらに多くしても、業者の数だけ時間と労力増加するだけです。査定は売却活動のはじめの一歩にしか過ぎません。信頼できない業者では、長い販売活動(契約から3カ月)の途中で何かあれば不信感が増すばかりでしょう。

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