目次
この記事では不動産仲介における東急リバブルの特徴と評判についてまとめました。マンションや一戸建てなどの不動産を売却する際、どの不動産会社に仲介を依頼すべきか迷っている方の参考にして頂ければと思います。
東急リバブルの概要
売買仲介の取扱件数は業界3位
東急リバブルは、東急電鉄を中心とした東急グループの中の東急不動産ホールディングス参加にある不動産仲介会社です。東急リバブルは店舗数では業界3位、売買仲介の取扱件数も業界3位、仲介手数料の売上高も業界3位の位置付けです。三井のリハウスと住友不動産販売(Step)に次ぐ規模の会社となります。
鉄道系の不動産会社は小田急不動産(東京・神奈川)、京王不動産(東京)近鉄不動産(関西)、西鉄不動産(福岡)、阪急不動産(関西)等があります。その鉄道系の不動産会社の中で東急グループは最も規模が大きいです。
東急リバブルは東急東横線沿線に強い
鉄道系の不動産会社の強みはその沿線の開発にも関わっていて、沿線の不動産売買に強いこと。東急電鉄の中でも東急東横線は、代官山や中目黒、自由が丘、田園調布、武蔵小杉、日吉など国内でも有数の超高級住宅地を走る沿線であり、SUUMO住みたい沿線ランキングでは山手線に次ぐ第2位の人気路線。他にも東急電鉄は東急田園都市線(住みたい沿線6位)や東急世田谷線などもあり、東京の西側で根強い人気のある沿線を有しています。
東急不動産と言えば渋谷
また東急不動産は沿線だけじゃなく、渋谷が拠点というか縄張りです。渋谷には東急ホテルが3つ、東急百貨店も2店舗ありますよね。「渋谷ヒカリエ」「東急プラザ」も開発運営は東急です。109(イチマルキュー)も東急グループで、名前の由来は「とうきゅう」→「10-9」→「いち・まる・きゅう」から来ているのです。
大きなディベロッパーは、なんとなくですが自分たちの縄張りというものを持っています。例えば、三菱地所なら丸の内、三井不動産なら日本橋などが縄張りです。その中で、東急不動産は渋谷という山手線のターミナル駅をがっちりと地盤として押さえています。渋谷の大規模再開発などは、ほとんど東急不動産が絡んでいると言っても過言ではありません。
東急リバブル渋谷センター
- 東京都渋谷区道玄坂2丁目3-2 大外ビル9階
- 電話:0120-556-109
東急のお膝元である渋谷に構える「東急リバブル渋谷センター」は、同社では一番規模が大きく、販売実績の多い店舗です。専門性の高いスタッフや法律・税務の専門家が配置されているため、投資物件の売買や相続、任意売却の相談の際にはおすすめです。
東急リバブルが不動産仲介に強い理由と特徴
東急沿線の物件売却であれば東急リバブル
不動産仲介の東急リバブルですが、元々が東急電鉄を発祥としているため、東京の西側から横浜にかけて店舗が集中しています。一応、関西や札幌、仙台、名古屋、福岡にも全国展開しています。
逆に言えば、東急不動産は東京西部の高級住宅地に強い不動産会社とも言えます。東急沿線には「東急ファン」が居ますので、売主も買主もコアな顧客層を押さえています。東急ファンは田園調布、武蔵小杉、中目黒、自由が丘、二子玉川、大岡山などに暮らす富裕層も多いことから、東急沿線の物件であれば、東急リバブルに依頼すると、高く売却できる可能性は十分に有ります。
東急沿線の古い地主はその土地に愛着と誇りを持っている方が多く、その街のブランド価値が分からない他の不動産会社では対応が難しいことが多いです。東急グループも沿線エリア一体の発展を担っているため、同じようにこの街に思いをもって、普段から顧客として接しているため、顧客対応のレベルは高いと言えるでしょう。
オリコン顧客満足度2位!東急リバブルの接客レベルは高く評判が良い
東急リバブルの社員の給与は、歩合制ではありません。「でもそれが売主や買主になんの意味があるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。仲介会社の多くは個人の売上実績によって月収が上下しますが、東急リバブルの給与体系では売上によって影響を受けるのは賞与のみ。毎月決まった収入を得られるためか、東急リバブルのスタッフはガツガツしている印象はありません。
元東急リバブルに勤めていたという方に取材したのですが、不動産業界の中で社員の育成に力を入れており、南町田に「リバブルスクエア」という自社の研修施設を保有しており、新入社員は内定中に合宿をしながら専門知識を身に付けるといいます。
東急リバブルの接客レベルが高い理由
担当者には、お茶出し、顧客対応の研修はもちろん、全社員を対象にしたコンプライアンス研修を定期的に開催し、営業担当者の97%が宅建資格を保有しています。非常に社員を大事にして、社員教育に力を入れている結果、オリコンが行った仲介会社の顧客満足度ランキングで、「野村の仲介+」に次いで2位という実績もあります。ちなみに業界トップの三井のリハウスは3位、業界2位の住友不動産販売は10位という結果になっています。接客レベルも高いので、安心して大事な不動産を任せることができると言えるでしょう。
東急リバブルだからこそ!お客様の欲しい売却サービスを次々実現
東急リバブルは、1972年に不動産流通に特化した不動産仲介会社として設立されました。それまで、不動産の売買仲介は地元の小さな不動産屋や個人が行っていて、一般の人にはなじみにくい世界だったのです。大手不動産会社として初めて売買仲介に参入しました。創業からお客様が安心して資産をまかせられるように革新的なサービスを提供している会社です。
たとえば今では常識となっている「売却保証サービス」も、1983年に東急リバブルが始めたサービスです。住宅や設備の検査・保証する「仲介保証」についてもリバブルが始めたサービスの1つ。このサービスの提供により、2014年にはグッドデザインアワードを受賞しています。近年、不動産価格の高騰が続いている一方、少子高齢化や空家問題など、不動産業界にとってはナイーブな問題も深刻化しています。そんな中、東急リバブルは、「相続サポートサービス」や「空家相談サービス」などの提供も始めています。
東急リバブルはマンション売却が得意
東急不動産は、自社でのマンション開発と販売も事業としておこなっています。東急不動産から派生した仲介会社の東急リバブルですから、マンション売却は実績と経験が豊富。「お客様の売りたいマンション」を「売れるマンション」に変えるために水回り無料クリーニングや壁紙・床の無料修繕付きの「マンション売却プレミアムサポート」は業界随一の手厚いマンション売却サービスがあります。
さらに不用品の処分、空家中の管理費等の半額負担などのサービスもありますので、マンション売却を検討しているのなら東急リバブルを選択肢の1つに加えるべきといっても過言ではないでしょう。
東急リバブル以外の不動産会社もご検討の場合
家の売却の際に、東急リバブル以外の不動産会社も検討してみたいという方もいらっしゃるでしょう。その場合、不動産の一括査定サイトで複数の会社でお住まいの見積もりをとると簡単に比較検討ができます。おすすめの不動産一括査定サイトは2つあります。
1つは大手不動産会社6社が運営し、業界で最も知名度がある「すまいValue」。三井のリハウスや住友不動産など、東急リバブル以外の大手不動産会社にまとめて査定が依頼できるサービスです。
2つめはLIFULL HOME’Sが運営しているHOME’Sです。こちらは約2,800社以上の不動産会社が登録しておりどんな会社なのか説明も具体的です。
売却ではなく買取の選択肢も
物件の状態によっては売却が難しいケースもあります。その場合、買取を選ぶと良いでしょう。買取を考えるのなら、買取専門の業者に一度相談してみてください。おすすめは買取博士です。査定や手数料は無料ですし、買取してもらった後の物件への責任はなし。なるべく早く物件を現金化したい方にもおすすめです。
東急リバブルの評判:まとめ
以上、東急リバブルについて見てきました。
東急リバブルの特徴は、なんと言っても東急沿線に強いことです。東急沿線に物件をお持ちの方は、まずは東急リバブルに相談するのが良いでしょう。
関連記事