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取材レポ・一般媒介で家を売るHowMaスマート不動産売却ってなに?

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取材レポ・一般媒介で家を売るHowMaスマート不動産売却ってなに?

目次

HowMa(ハウマ)特別インタビュー!

自身の家を売るときに感じたストレスと不信感がアイディアのきっかけ

Howma取材2

編集部「今日はよろしくお願いします。HowMaスマート不動産売却が誕生したきっかけを教えていただけますか?」

浅海「はい。以前、自分の家を売却したことがあったのですがその時とても嫌な思いをしました。一括査定サイトを利用して複数の不動産会社から査定価格を出してもらったのですが価格の差もあり、その値段根拠もよくわからず、非常に不透明さを感じました。」

編集部「そういう話はよくありますね。査定価格で一番高い値段のところと媒介契約を交わしたしたけれど、売れずに値下げを提案され、専任媒介契約だったので言われるがままに査定価格よりもかなり値下げして売却したという体験談もあります。」

浅海「そうなんです。しかも、不動産会社を1社選ばないといけないので、査定を出してくれたいくつもの不動産屋の担当者が家に来て同じ説明を何度も繰り返しました。仕事もあるのでそのやり取りも非常にストレスを感じました。」

編集部「そうですよね。そこから、どんなことをやったのですか?」

浅海「私はエンジニアだったので、AIで不動産査定ができないかとおもって、物件情報を入れたらAIが過去の売却成約データをもとに査定してくれるプログラムを開発してみたのです。売却した自分の家はAI査定と数十万円しか売却額が変わりませんでした。」

編集部「すごい!」

浅海「そこからテクノロジーを使って面倒な不動産売却手続きを簡略化できないかと思って、こちらの事業を始めました。」

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HowMaスマート不動産売却で家を売る流れ

HowMaスマート不動産売却はこれまでの売却サービスとどこが違うの?

編集部「HowMaスマート不動産売却は今までの一括査定サービスとどのように異なるのでしょうか?」

宮間「一括査定サービスの場合は、いくつかの不動産会社に査定価格を出してもらって、その中から基本的に1社を選んで専任媒介契約を結びます。早く売りたい、高く売りたいと様々な要望を担当者に伝えて、売り出し価格を決めて売却活動をスタートします。

不動産の媒介契約書は紙の書類なので、契約のためには対面で担当者と会う時間を作らなければなりません。
HowMaスマート不動産売却は複数の会社とオンライン上で一般媒介契約を締結できるようにしたので、忙しいビジネスマンの方でも自宅にいながら媒介契約を締結できます。」

編集部「査定はどうやるのでしょうか?」

宮間「査定のお申し込みがあった場合に、弊社のスタッフがお客様のご自宅へ伺い、ご本人確認、書類の記入、売却事情などのヒアリングをして外観・室内写真を撮らせていただきます。その情報を不動産会社に共有して各社が査定価格を出します。基本的に売り出し開始までにお客様が外部の方(HowMaスタッフ)と対面で会うのは1回だけです。」

編集部「それは便利ですね。こちらは特許を取得されているのですよね?」

宮間「はい。オンライン上で媒介契約が締結可能というビジネスモデルについて弊社は特許を取得しております。」

編集部「宮間さんもヒアリングをしに行くことあるのですか?」

宮間「はい。私もうかがいます。」

編集部「物件のどういうところの写真を撮るのでしょうか?」

宮間「不動産会社の方は使用感や雰囲気を知りたいそうです。特に使用感が出るのが水回りなので、お風呂、トイレ、台所の写真は重点的に撮っております。あわせてリビングや各部屋の雰囲気の分かる写真、バルコニーからの羨望も撮影します。」

一般媒介契約と専任媒介契約の違い

編集部「一般媒介契約と専任媒介契約の違いとそれぞれのメリット、デメリットを教えていただけますか?」

宮間「一括査定で不動産会社を探した場合、通常は専任媒介契約を勧められ一社と締結します。専任媒介契約は独占契約ですが、売主に対し売却のためにどんな活動をしたのかというのを電話などで売主に報告することが義務付けられております。一般媒介契約は複数の会社と契約をすることはできるのですが、一般媒介契約だとレインズ登録義務(全国の不動産会社が閲覧できる不動産情報サイト)がなく、売却活動についてお客様に報告義務がないため、積極的に売却の活動をしていない可能性もあったのです。

専任媒介契約のデメリットは、独占契約のためお客様からしたら売却までの流れが非常に不透明な点です。信用できる不動産会社がすでにあるならばいいのかもしれませんが、多くの方は家を売ることに関して初心者です。それをいいことに、自分の都合がいいように売却を進める不動産会社もあるようです。

『両手取引』『片手取引』という不動産用語があるのですが、両手取引は買い手・売り手の双方から手数料がもらえることです。両手取引狙いで自分のところのお客様に売ろうとして、広く物件の売り出し情報を出さない不動産会社も実際にあるようです。」

編集部「両手取引狙いだと、お客様はどうなるのですか?」

宮間「初めの価格で売れず、値下げを提案されて、その家を買いたい顧客に『この家が値下がりしましたよ』と情報を流して、買い手からも売り手からも手数料をもらうという。お客様は短期間で売れず、時間をかけたのに安い価格で大事な家を手放すことになります。両手取引は結局は不動産会社が一番得をするのです。」

編集部「こわいですね。HowMaスマート不動産売却では一般媒介契約でも売却活動をお客様に報告してもらっているのですか?」

宮間「はい。一般媒介契約、専任媒介契約のどちらにも長所と短所がありますが、HowMaスマート不動産売却では最大6社と一般媒介契約を締結し、オンライン上でどんな売却活動をしたのか報告をするような仕組みになっております。6社が競い合って売却活動するので、より広いお客様に情報が届き早く高く売れる可能性が高くなる仕組みです。」

ここが安心ポイント・お客様の家だからお客様主導で!

編集部「各社の査定価格が出て一般媒介契約締結後の流れを教えていただけますか?」

宮間「査定価格を参考にしながら、お客様が主導でご自身のスマホから売出価格を入力して売り出しスタートするため、価格の透明性が高いのが特徴です。初めにせっかくだから査定価格より高いチャレンジ価格で売り出したいということも可能です」

編集部「便利ですね。不動産会社とのやり取りも全てネットでできるのですか?」

宮間「はい。LINEのような感じでやりとりができます。」

宮間「内覧申込が入っても、日程確定がサイト上でできるので、複数社とのやり取りの管理がしやすく手間がかからないととても好評です。」

編集部「そうですよね。電話だと仕事中にかかってきても対応できないかもしれないし。これだとスケジュール管理もしやすいですね。」

ずばり聞いちゃいました!HowMaスマート不動産物件で高く早く売れる家はどんな物件?

編集部「HowMaスマート不動産物件だからこそ、高く早く売れる家ってありますか?」

宮間「特徴というのはないのですが、複数の不動産会社が競う形で売却活動を行うので結果としてご満足いただけるスピード・価格で成約となるケースが多いです。」

編集部「エリアとかで特徴はありますか?」

宮間「今はまだ東京23区限定ですが、23区の土地・戸建・マンション問わずどこでも対応可能です。」

編集部「そうなんですね。築年数など古くても大丈夫なのでしょうか?」

宮間築年数は問いません。」

他の不動産会社では売却成立しなかった物件でもHowMaスマート不動産売却なら売れる!

編集部「他の不動産会社と契約して売れなかった家がHowMaスマート不動産売却で売れたという事例もあるのでしょうか?」

宮間「他社で売れずに弊社のサービスをご利用いただき成約になった事例は複数あります。それぞれの不動産会社には得意・不得意な分野がありますが、HowMaスマート不動産売却では様々な特徴を備えた不動産会社にご参画いただいておりますので、各社の強みが上手く発揮されたことが要因だったと思います。」

編集部「他の不動産会社だと売れにくい物件ってどんなものでしょうか?」

宮間「例えば、アパート1棟とか。また再建築不可物件といって住宅ローンが組めない物件も、無事に売却できました。狭小住宅が得意な不動産会社や、投資用ワンルームマンションのオーナーチェンジが得意な不動産会社とも提携しているので、一般的な不動産会社では買主を見つけにくい物件でも対応いたします。」

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HowMaスマート不動産売却が提携している不動産会社はどんなところ?

編集部「提携している不動産会社は12社とうかがったのですが、普通の人だと、不動産会社ごとの特徴ってわからないと思うのですが、どうやって6社選ぶのですか?」

宮間「不動産会社と直接やり取りして、弊社の方で物件の長所を活かした営業ができそうな不動産会社を最大6社選びます。」

編集部「そうなんですね。皆様、見積もりを出してもらった6社すべてと媒介契約を結んでいるのでしょうか?」

宮間「平均すると5社と媒介契約を結んでます。すべてと結ばなくても構いません。中には別の不動産会社とも一般媒介契約を結んで物件を売り出す方もいらっしゃいます。」

編集部「そうなんですね。」

HowMaスマート不動産売却に登録している不動産会社(2018年12月時点)

  •  株式会社大京穴吹不動産…大手不動産会社。23区対応。
  •  大成有楽不動産販売株式会社…大手ゼネコンの大成建設グループ。23区対応。
  •  株式会社穴吹ハウジングサービス…東証一部上場あなぶき興産グループ。23区対応
  •  パナソニック ホームズ不動産株式会社…パナソニックグループ。23区対応
  •  リニュアル仲介株式会社…23区対応
  •  丸紅都市開発株式会社…丸紅グループ。23区対応
  •  朝日リビング株式会社…23区対応。特に新宿区、港区が得意
  •  株式会社東宝ハウス大田東京…東東京エリアが中心。大田区、世田谷区、目黒区、品川区が得意
  •  株式会社プレミアムライフ…23区対応。港区エリアが得意
  •  エステージェント株式会社…23区対応。投資用ワンルーム物件のオーナーチェンジなどに強みがある。
  •  株式会社東宝ハウス練馬…23区対応。特に練馬を中心としたエリアが得意。
  •  カシコ株式会社…23区対応。特に江東区エリアが得意。
  •  株式会社スミカ・クリエイト…センチュリー21・ジャパン加盟。23区対応。特に中目黒・広尾エリアが得意

※各社の対応エリアはHowMaスマート不動産売却におけるものです

HowMaスマート不動産売却で目指すのは全国対応

Howma取材3

編集部「これから対応エリアは広がっていきますか?」

宮間「はい。2018年9月に東京8区から23区対応に広げたばかりですが、いずれは全国まで広げたいですね。」

編集部「いつごろとか目安はありますか?」

宮間「各地からご要望は多くいただいているのですが、まだ何ともはっきりいつごろこのエリアをとは言えなくて申し訳ございません。」

編集部「その理由って何か教えていただけますか?協力してくれる不動産会社開拓が追い付かないとかですか?」

宮間「いや、不動産会社の方は割と協力的なのですが、お客様のヒアリングができる弊社のスタッフが足りず募集中なのです。不動産業界に詳しく、ITリテラシーの高い人材となるとなかなか見つからなくて」

編集部「そうなんですね。じゃ、早くみつかるといいですね。」

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