家の売却価格の相場を調べるのに一番簡単な3つのステップ

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家の売却価格の相場を調べる

家の売却価格を調べる方法は様々です。しかし、不動産価格の相場は一般的には馴染みがないため、どの方法が一番良いかは分からないのが現実です。今回はそんな分かりにくい家の売却価格の相場を知る簡単な方法をご紹介します。

家の売却価格の相場を知る方法

自分で簡単に出来る調べ方とは?

不動産業者に家の売却価格の査定をする前に自分で調べてみたいという方も多いと思います。今はインターネットである程度の情報は得られますので、インターネットを活用して家の売却価格の相場を調べる事が出来ます。

家の売却価格を調べる簡単なステップ

ステップ1:売り出し事例を調べる(中古)

最初のステップは現在売りに出されている周辺中古物件を調べる事です。今は不動産総合サイトが数多く存在しますので、SUUMOやHOMESなどメジャーなサイトにアクセスしてみましょう。

サイトにアクセスをしたら、まず「中古」物件を探しましょう。エリアや沿線などが選べますが、まずは「最寄り駅」で検索してみましょう。最寄り駅だけで検索をした時に物件が数十件ピックアップ出来れば良いですが、物件数が少なければ最寄り駅の周辺駅を4~5駅程度加えて検索をし直しましょう。

〇〇区などのエリアではなく沿線や駅で調べた方が良い理由は、家を探している人は「〇〇区」などの希望エリアを大まかに絞った後に「○○線」、「○○駅」など更に駅まで絞ります。それ故、最初から沿線と駅で絞った方が購入者側のニーズに近い物件がピックアップ出来るのです。

ピックアップした物件の中から自分の家に近い物件を選ぶ

  1. まず、「広さ」で絞るのが良いでしょう。50㎡であったら40㎡~60㎡のように、プラスマイナス10㎡程度で絞るのが望ましいです。
  2. その後に「駅徒歩距離」で絞りましょう。これは1~5分、6分~10分のように5分の範囲内で絞るのが良いでしょう。
  3. ここまでで物件数が十数件に絞る事が出来れば良いですが、まだ数十件程度残っている場合には「築年数」「向き」「階数」などのように、より自分の物件に近い条件で絞り込んでいきましょう。

そして、その絞り込んだ物件の価格を㎡単価で割り戻しましょう。例えば55㎡2,500万円でしたら、「2,500万円÷55㎡」で㎡単価45.4万円です。それを自分の部屋の㎡数で掛けた時に中古売り出し物件からの自分の家の売却価格相場が割り出されます。

売り出し事例を調べる(中古)の注意点

前項には一点注意点があります。それは、売り出し価格は成約価格と異なるという点です。

「売り出し価格」は、あくまでチラシやインターネット上で物件を告知する時に使う価格ですので、検討者が現れた時には価格交渉に入るケースが多いです。売り出している側も価格交渉が入るのを見越して、少し高く売り出し価格を設定している場合も多いので、決して中古売り出し価格=自宅の売却価格とは思わないでください。

後述する「成約事例」を調べる前の下準備と、実際に売り出すときの参考のために「売り出し事例を調べる」という作業があります。

ステップ2:売り出し事例を調べる(新築)

次に前項と同じ方法で新築物件も見てみましょう。理由としては、新築物件が周辺に分譲予定であれば、中古物件はその新築物件の価格に大きく影響されるからです

同じように不動産総合サイトで新築物件を調べてみましょう。最寄り駅に新築マンションがあれば必ず確認をするようにしましょう。前項の中古物件の際は、最寄り駅の4~5駅程度に範囲を広げましたが、新築マンションの場合には沿線全てに広げてしまって構いません。

そこで新築物件が分譲され、広さや駅距離がある程度同規模であれば㎡単価を調べておきましょう。同じ沿線とは言え、駅によって不動産価格は大きく異なりますが、例えば沿線で相場よりも群を抜いて高いマンションが分譲されれば、それに連動して中古物件市場も上がる事が多いです。つまり、新築物件の価格を参考に家の売却価格の相場を強気に読んで良いか、弱気に読んで良いかが変わると言う事です。

ステップ3:成約事例を調べる

最後のステップとしては実際に成約した事例を調べる事です。これを調べるには「REINS Market Information」というサイトが良いです。サイトにアクセスして頂くと分かるようにマンションでも戸建てでも東京でも関西でも、基本的には全国どの不動産でも調べる事が出来ます。不動産業者は成約した不動産の情報(場所、広さ、成約価格など)をREINSに登録する義務がありますので、確かな情報が詰まっています。

前項までで「売り出し価格」を参考に大体の相場は把握していると思います。今度はこのサイトで成約事例を調べることによって相場を精査していくイメージです。絞り込み方は中古物件の時と同じで良いです。

ここでの注意点は「成約時期」になります。不動産市況は刻一刻と変化していくので、成約事例は直近であるほど良いです。理想は3か月以内で、最長でも1年以内の成約事例までで抑えておきましょう。成約したのが1年以上前ですと、相場が変化している可能性があるからです。

この成約事例と中古物件の売り出し価格で調べた成約事例があまりにも異なっていたら、不動産価格が変動する要因(開発や嫌悪施設の建築等)があったかを調べなければいけません。通常は中古物件の売り出し価格から導き出した相場よりも、成約事例から導き出した相場の方が安価になることが多いです。

REINS Market Information

まとめ:家を売却する相場を調べる

売り出し価格と成約価格に注意する

あまり馴染みのない「家の売却価格相場」を把握することは簡単ではありません。大事なことは売り出し価格と成約価格の2つから判断する事です。どちらか1つだけだと偏った結論になりやすいので、新築物件も含めて、様々な観点から相場を導き出しましょう。