住み替え先をネット検索するときの5つの注意点

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今住んでいる自宅を売却し、新しく家を購入する住み替え。ネット検索を中心に住み替え先を探すことが多いでしょう。この記事ではネットで住み替え先の物件を探す際の注意点に焦点を当て、とくに知っておいていただきたいものを解説しています。ぜひ住み替えを検討する際の参考にしてください。

住み替え先をネット検索する際の注意点

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注意点①:物件の細かいところを確認しづらい

物件情報を検索すると、価格や外観、間取り、立地といった基本的な情報は網羅してあるので物件ごとの単純な比較はしやすいです。一方で細かいところまでは分からないというもの事実でしょう。物件に関する疑問点があるときは、自分で売主や売主側の仲介業者へ確認する必要があります。

自分自身で不動産会社に赴いて紹介してもらった物件なら、細かい点の確認はその不動産会社にしてもらえます。しかし、ネットでの検索では、物件の細かい箇所の確認をしづらいことは知っておいてください。

注意点②:購入への決断がにぶりやすい

物件サイトでは非常にたくさんの物件情報が見られます。多くの選択肢があることはメリットですが、自分が購入したい物件の条件があいまいだと常に「もっとよい物件があるのではないか」という気持ちが生まれて、なかなか決められないということが起こりやすいです。

注意点③:物件購入までの期間が長くなりがち

人は情報が多すぎるとかえって選択しづらいものです。とくに大きな買い物となる物件購入はその傾向が強いでしょう。

注意点④:専門的なアドバイスを受けられない

検索で物件を探す際のデメリットは、自身ですべて調べて判断しなければならない点です。言い換えれば不動産業者という専門家の意見やアドバイスを参考にできないのがデメリットとなります。もちろん不動産業者もビジネスなので営業トークがないわけではありません。しかし、検索だけだと、物件そのものだけでなく周辺環境や資産性などについても相談する相手がいないので、物件の比較がしづらくなります。

注意点⑤:未公開物件は調べられない

物件サイトには載っていない物件が確かにあり、これらは未公開物件と呼ばれています。たとえば、売主が住宅ローンを支払えなくなって不動産物件を手放すことは、なるべく周辺住民には知られたくありません。そのような理由で一般的には公開されない物件もあるのです。

未公開物件を検索サイトでは調べられませんが……実はあまりデメリットにはなりません。そもそも未公開物件は数が少ないからです。検索サイトに掲載されている物件の中から選ぶだけでも、十分すぎるほどの選択肢があるでしょう。また、「未公開だからお得」というわけでもありません。

ライバルが少ないという点では未公開物件にメリットはあります。しかし、検索サイトに出ている物件にも良いものはたくさんあるので、あえて未公開物件を狙う意味はあまりないのです。

結局不動産会社に出向くのがよい?

不動産会社から説明を聞く夫婦

サイト検索で物件探しをすることのメリットは手軽さと物件数の多さです。しかし、手軽で情報量が多いからかえって決められない事態も起こりやすいです。では、サイト検索ではなく不動産会社に出向くのが結局よいのかといえば、そうとも言えません。なぜならサイト検索にも直接不動産会社に出向くのにもメリットとデメリットがあるからです。

たとえば、不動産会社に出向いて決める場合のデメリットとしては「相場がつかみにくい」「紹介される物件数が少ない」「一度紹介されたあとは次の紹介まで時間がかかる」「自分の価値観があいまいだと流されて購入して後悔しやすい」「悪徳業者の場合がある」といったものが挙げられます。

つまり、サイト検索か不動産会社に相談するかのどちらか一方を選ぶと、どうしても一長一短になってしまうのです。

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ネットと不動産会社:どちらも賢く利用しよう!

そこでおすすめしたいのは、サイト検索と不動産会社への訪問のどちらも行うことです。どちらも行うことでお互いのデメリットを打ち消せます。

物件紹介サイトで見つけたものは、実は基本的にどの不動産会社でも取り扱いが可能です。サイトで見つけて気になったものや内覧したいと思ったものを不動産会社に紹介してもらえば、自身で問い合わせを行う手間が省けますし、物件数の少なさもカバーできます。

もちろん、信頼できる不動産会社を見つけることが先決にはなります。しかし、信頼できるところ不動産会社が見つかればアドバイスも受け入れやすいですし、率直な疑問を投げかけることもできます。不動産会社を利用するときの注意点とは、物件を購入する際に重視したいことや大事にしたい価値観をあらかじめ定めておくことです。

どういった条件が自分たちにとって本当に譲れないのかを把握しないまま不動産会社を利用すると、結局のところ「信頼できる会社だから任せよう」というような気持ちが強い状態になり、本当の自分の希望が分からないまま物件を購入してしまいかねません。

こうなるとサイトと不動産会社を併用する意味がなくなり、結果として後悔することになりやすいので注意してください。

監修者から

監修者から:不動産選びの最大のポイントは「担当者」です。物件を探している方の気づいていないニーズさえも質問によって気づかせてくれ、調べてほしいことを質問した時にはとことん調べて資料を作成してくれるような担当者が良いでしょう。会社の大きさなどに惑わされず、豊富な知識を有する担当者を探すことを最初に注意しておけば不動産購入の成功の確率が格段に上がります。

住み替え物件をネット検索する際の注意点:まとめ

住宅

この記事では以下の内容を紹介しました。

監修者:鈴木 良紀

監修 鈴木

経歴:東京理科大学卒業。大手ゼネコン、ディベロッパー、不動産ファンドを経て、(株)ウィルゲイツインベストメントの創業メンバー。不動産、法律に広範な知識を有し様々なアセットのソリューションにアプローチ。保有資格:宅地建物取引士、ビル経営管理士、一級土木施工管理士、測量士補。執筆活動:投資僧