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この記事では不動産仲介におけるピタットハウスの特徴と評判についてまとめました。マンションや一戸建てなどの不動産を売却する際、どの不動産会社に仲介を依頼すべきか迷っている方の参考にして頂ければと思います。
ピタットハウスの概要
直営で約100店舗、フランチャイズも含めると500店舗
ピタットハウスはスターツコーポレーションが運営する仲介店舗の屋号となります。店舗数は直営店舗で約100店舗あり、フランチャイズ店舗も含めると500店舗を超える規模の店舗数になります。全国的には、比較的、郊外にも店舗を有しているため身近に感じている人も多いことでしょう。
スターツと言えば、最近では卓球の天才少女である伊藤美誠選手が所属しているということで話題になりました。リオオリンピックで活躍する前から選手契約しており、その先見の明は高かったと言えます。
部屋を借りたい人向けに賃貸仲介を中心に発展
先見の明の高さと言えば、ピタットハウスの歴史そのものでもあります。ピタットハウスという名前からも分かるように、あなたにぴたっと来るお部屋をお探ししますということで、当初、部屋を借りたい人向けに賃貸仲介を中心に発展してきました。賃貸仲介は不動産会社にとってはあまり儲からないことから、当時、賃貸仲介に注力している不動産会社は多くありませんでした。しかしながら徹底した合理化を進めることで、賃貸仲介でも利益が出せる体制にすることで、他社との差別化に成功したのです。当時、誰も力を入れていなかった賃貸仲介に目を付けたことが、成長への原動力となりました。まさに先見の明があったのだと言えるでしょう。
賃貸仲介のイメージの強いピタットハウスですが、実は、今では売買仲介の方が、売上が高く賃貸仲介と逆転しています。店舗数が多いことから顧客の認知度も高いため、売買に関する売り情報や買い情報もたくさん集まっているためです。しかも仲介の内容も法人の所有している大きなオフィスビルなどではなく、マンションや戸建を主流としているため、個人が不動産を売却するには適した不動産会社と言えます。
売却するときの仲介に強い理由と特徴
ピタットハウスの特徴としては、何といっても店舗の雰囲気が明るいということです。元々、来店型の賃貸仲介をメインとした店舗から成長してきたため、今でも来店しやすい明るい店舗作りが特徴です。たまに個人の不動産会社でもセンス良く作られた店舗を見かけることも増えてきましたが、そのような会社は、どことなくピタットハウスの店舗作りを真似して作っている店舗も多いです。グリーンを基調とした爽やかな店舗作りは、当時の不動産業界の中では画期的な発想だったと言えます。
また賃貸仲介で多くの人が部屋探しに訪れるお店が多いため、接客レベルの高い店舗が多いです。女性スタッフが多いのも特徴で、明るく親切なスタッフが多いです。ガツガツしている営業マンより、話しやすく親切な営業マンの方が良いという方にはピタットハウスがお勧めです。不動産の売買は、会社というよりは営業マンの腕次第という部分もありますので、自分と気の合う親切な営業マンを選ぶというのも立派な選択肢でしょう。
不動産仲介をメインとして発展してきた会社
ピタットハウスの特徴としては、元々が不動産仲介をメインとして発展してきた会社であるという部分があります。三井のリハウスや住友不動産販売のStepも、親会社は不動産ディベロッパーです。仲介会社がディベロッパーの子会社という位置付けです。一方でピタットハウスは不動産仲介で発展してきた会社であり、企業文化の中に、不動産仲介こそが保守本流という雰囲気があります。そのため不動産仲介に非常に力を注いでいる会社とも言えるのです。
ピタットハウス以外の不動産会社もご検討の場合
家の売却の際に、ピタットハウス以外の不動産会社も検討してみたいという方もいらっしゃるでしょう。その場合、不動産の一括査定サイトで複数の会社でお住まいの見積もりをとると簡単に比較検討ができます。おすすめの不動産一括査定サイトは2つあります。
1つは大手不動産会社6社が運営し、業界で最も知名度がある「すまいValue」。ピタットハウス以外の大手6社にまとめて査定が依頼できるサービスです。
2つめはLIFULL HOME’Sが運営しているHOME’Sです。こちらは約1500社の不動産会社が登録しておりどんな会社なのか説明も具体的です。
まとめ
以上、ピタットハウスについて見てきました。ピタットハウスは郊外にも店舗があるため、裾野は広いです。フラッと来店しても温かく迎えてくれる店舗が多いため、近くに店舗がある場合は、気軽に売却の相談をしてみるのも良いでしょう。