自宅の訪問査定時に部屋は掃除しておく必要がありますか?

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リビング

マンションや戸建ての査定に不動産業者が来ることになりました。まだ生活している方も多いでしょう。掃除はしておいたほうがいいのでしょうか?プロに質問しました。

読者からの質問

家の訪問査定時に部屋は掃除しておく必要がありますか?

不動産のプロからのアドバイス

室内

掃除しておくことが望ましい

査定には掃除の項目はありません。不動産の査定方法は3つあります。

  1. 取引事例比較法・・・過去の取引価格を基礎として個別の補正を行い算定する
  2. 原  価  法・・・再調達価格を求め補正を行い算定する
  3. 収 益 還 元 法・・・将来生み出す収益から現在の価格を算定する

居住用不動産の場合は主に取引事例法により求めます。この際の個別の補正とは、簡単に言えば参考にする取引事例(物件)との差です。駅からの距離や立地、面積や間取り、日当たりや眺望、設備やリフォームの必要性など。このように「部屋の掃除」は査定と関係がありません

掃除が査定に影響する場合

室内の設備やリフォームの必要性を考慮する際、「汚さ」も査定に影響することがあります。キッチンや浴室のひどいカビ、煙草のヤニで埃などがこびりついた内装や建具など。しかし、一般的なレベルで掃除していないだけの部屋であれば、こういった設備交換やリフォームの必要もありません。ルームクリーニングだけなら費用はたかが知れており、不動産の売買価額に比べれば微々たるものです。このため掃除の有無については査定額に影響を及ぼすことはないと考えて差し支えありません。

ゴミ屋敷や汚部屋は例外

住宅

例外的に一般的なレベルを超えている場合には査定額へ影響します。例えば「ゴミ屋敷」や「汚部屋」など一般的とはいえない汚さ状態の物件です。これは悪臭やシミなど室内へのダメージが大きく、ルームクリーニングやリフォームでも除去できないケースもあるからです。

また、そういった状態は近隣住人に「ゴミ屋敷」として周知されていることも少なくありません。ご近所の評判が悪い物件は値段が下がります。ゴミや悪臭により近隣住人に潜在的な不満や、あるいは感情的な対立にまで発展している恐れもあります。これは汚れとは違う性質の査定のマイナス要因になる恐れもあります。ゴミ屋敷レベルだと手遅れかも知れませんが、訪問査定時に部屋を掃除しておく必要があると言えます。

常識として掃除は大切

訪問査定時に部屋をきれいに掃除しておくに越したことはありません。査定訪問時、担当者は販売活動でこれから付き合っていく売主の人柄も見るからです。おおむね、来訪者のある時にも部屋を掃除せずに汚しているような人は、性格に難のあることも少なくありません。だらしなかったり、いい加減であったり、約束を守れなかったり、常識が通じない場合もあります。一言で言えば、掃除できない方は信頼できない人柄かもしれないと担当者は見立てるのです。

この場合、担当者は必要に応じて『予防線』を張ります。例えば、売主がクレーマーまがいの要求を始めた際にも、自社が損失を負わないように媒介契約の特約条項を追加することもあります。もちろん、掃除をしていなかったというだけでこういう状態になることは非常に稀です。ただ、常識の範囲として、査定訪問とはいえ来訪者のある場合には部屋を掃除しておく方が良いでしょう。

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