中古マンションの相場を確認すれば好条件で売却できる

オリンピック後、増税後に不動産価格はどうなる?

ここ数年、中古マンションの相場価格が大幅に上昇している傾向にあることをご存知ですか?しかしこの高騰も、消費税の増税やオリンピックの終焉をきっかけに一気に下落するとの見方もあるのです。

今は中古マンションの売り時ともいえる時期ですが、

  • 「これからもっと上昇するかもしれない」
  • 「一気に暴落したらどうしよう」
  • 「ワンルームや一戸建てでも売れるの?」

とお悩みかもしれませんね。

そこで今回は、中古マンションの相場の推移がわかる3つのサービスを紹介します。今の相場価格だけではなく、数年前からの推移や直近の動向を知って、あなたにとっていつが最適な売却時期を考えてみましょう。

2020年にかけて不動産価格が下落する?

一般人も不動産相場推移を把握する重要性

マンション

マンションの売却をお考えの人は、必ず相場を確認するべきです。いくらで売れるかの目安がわかれば、不動産会社の査定額を見る目も変わってきますからね。

とくに昨今のように中古マンションの相場が高いときや、これからの変動が大きいと予想されるときは、相場の「推移」にも注目すべきです。

2019年現在の中古マンション価格

出典:東日本レインズ

まずは、今がどれだけ中古マンション市況が好調な時期なのか、確認してみましょう。

上記のグラフは、首都圏の中古マンションの成約平米単価推移を表したものです。2019年1月~3月期の平均の成約平米単価は、53.07万円となっています。60㎡のマンションだとすれば、約3,184万円が平均ということですね。グラフ上だと2016年から平米単価にあまり変化が無いようにも見えますが、2016年の同時期の数値は47.28万円。同じく60㎡のマンションだったら約2,836万円です。成約価格には、およそ350万円の開きがあります。
2018年は中古マンションの6年連続で成約価格が上昇し3300万円台でした。

一方、近畿圏の中古マンションの成約平米単価は、2019年1月~3月期で34.3万円。2016年の同時期は29.1万円です。こちらも平米単価に5万円以上の差がありますから、60㎡のマンションなら価格に300万円以上の差があるということになります。

都心の中でも差があります。駅から徒歩圏内の土地は限られてますのでそういう好立地であればより上昇している可能性はあります。豊洲は顕著で前年と比較して12%ぐらい地価が上がっています。

2020年にかけて中古マンション価格が下落するとみられる要因

首都圏も近畿圏も、3年前と比べてここまで中古マンション価格が高騰しているのは驚きますよね。でも実は、中古マンション価格の高騰が始まったのは2013年頃から。その要因となっているのは、東京オリンピックじわじわ上がっている消費税、そして政府による異次元ともいえる金融緩和政策でしょう。この全てが2013年前後に決まったことです。

住宅ローン金利が低いために住宅を購入する方が増えました。

しかしこの3つの要因をみてみると、間もなく終了するものばかり。東京オリンピックはご存知の通り2020年夏の開催ですし、消費税増税は2019年10月に決まっていますよね。現在の金融緩和政策の終わりについては発表されていませんが、日本銀行の黒田総裁から政策の出口戦略についての言及がありました。

2019年後半から2020年にかけてマンション価格の高騰の要因となっていたものが徐々に終わりを告げるにつれ、価格の高騰も収束していくのではないかと予測されているのです。

中古マンション市場の転換期だからこそ相場推移の把握が大事

2013年頃から始まった中古マンションの価格高騰は、いまだ上昇を続けています。しかしそれも早くて数ヶ月、長くても1、2年のうちに終わるとの見方が強いです。
今の日本は、増え続ける空き家と減り続ける人口や世帯数、2022年の生産緑地問題など、不動産市場にとって向かい風となることばかり。一度、下降に転じた相場価格は、今後、長期的にみて復調する兆しはありません

こういう不動産情報を知っているのか知らないのかが今後の資産形成で大きな差になります。

1年後、いや数ヶ月後には大きく相場価格が変わっているかもしれない今の時代だからこそ、相場推移は随時、確認する必要があるのです。

2018年は新築戸建て住宅が成約件数、成約価格とも2017年度より下回りました。新築マンションの販売価格がもし手ごろな値段になったら、それより高い値段で同じエリアで中古マンションを売ることはできませんよね。

中古マンションの相場推移がわかる3つのサービス

➀レインズマーケットインフォメーション

不動産やマンション査定、買取

でも「どうやって相場の推移を確認すればいいの?」という話ですよね。最近では、一般の人でも中古マンションの相場推移を確認できる大変便利なサービスがあるんです。まずは、レインズマーケットインフォメーションというサイト。こちらは国土交通大臣指定の流通機構が運営しているので、気になる信ぴょう性も問題ありません。

レインズで相場を調べる方法

まずはTOP画面のマンションの箇所から、該当地域を選択します。

続いての画面で詳細の地域を入力すると、左のグラフに分布図が表示されます。

さらに下部には物件詳細も。グラフと表で、相場の推移を知ることができます。ここで出てくる価格は成約価格です。売り出し価格価格とは異なりますが自分の住宅価値の予測には役立ちます。

②ライフルホームズ

さて続いては、物件検索でもメジャーなHOME’Sが提供するライフルホームズです。

まずは、こちらから地域を選択します。

するとこのように、築年数ごとの中古マンションの平均価格(70㎡換算)が表示されます。この時点で相場の推移を調べることはできませんが、この数字は1ヶ月1回更新されるので、毎月チェックすれば相場の推移がわかります。

レインズマーケットインフォメーションのように、過去の相場を見ることはできませんが、見やすさ・わかりやすさでいえばホームズの方が上だと思います。

③不動産会社

不動産の相談、不動産業者

中古マンションの相場推移を調べる方法として一番おすすめなのは、ずばり不動産会社に聞いてしまうことです。「相場だけ聞くのは気が引ける」というお気持ちもあるでしょうが、こちらだって売却を検討するために相場を確認するのですし、向こうはプロ。相場の推移なんてすぐに答えることができますから、手間にはなりません。

一括査定サイトを用いれば、不動産会社に直接連絡せずにすみますし、なによりあなたのマンションの今の適正価格を知ることもできて一石二鳥だといえます。築年数が同じだとしても、住まいも時代によって人気の間取りや設備が変わってきます。例えば今は家族の数が少ないため広すぎる家はワンルームマンションより売りにくいのです。

市場動向を確認して最適な時期に売却を

2020年にかけては特に相場が動く

中古マンションの相場価格は、近年、類をみないほど高騰しています。このチャンスを逃さないべく、2020年にかけてはとくに相場の推移を確認してみてください。

ただし、中古マンションの売却には早くても数ヶ月を要することを忘れないようにしましょう。「今売りたい!」と思っても、相場価格が下落に転じてからの売買になることもありえるのです。少しのタイミングも見誤りたくない方は、今の段階から不動産会社に相談することをおすすめします。日々、業界の最前線で営業している不動産会社に、相場の把握で勝るものはありません。


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マンション売却を考えているものの、何から始めて良いのか分からない方へ
マンション売却の査定をする前に

マンションの売却は一生に一回あるかないかの事です。非常に大きな金額になりますので「なるべく高く早く売りたい」という方は多いと思います。

そのために一番大切な事は「査定」で売却を依頼する不動産会社を見極める事です。ここからはその査定をする前に必ず読んでおいて頂きたいマンション売却20ヶ条をお話します。

マンションを売却する前に必ず読みたい20ヶ条
亀梨 奈美
幼い2人の娘の子育てをするママライター。大手不動産会社退社後、フリーライターとして独立。不動産業界に携わって10年余り。自身の経験を活かし、また主婦としての目線から、不動産売買をわかりやすく解説した記事を多数執筆。