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【検証】野村不動産が不動産売却に強い理由と評判

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【検証】野村不動産が不動産売却に強い理由と評判

目次

この記事では不動産仲介における野村不動産の特徴と評判についてまとめました。マンションや一戸建てなどの不動産を売却する際、どの不動産会社に仲介を依頼すべきか迷っている方の参考にして頂ければと思います。

野村不動産の概要

売買仲介取扱件数が業界4位

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野村不動産の仲介部門は、「野村の仲介」という屋号で営業がなされています。仲介業界の中では、売買仲介取扱件数が業界4位、売買仲介の手数料売上も業界4位、店舗数は業界7位の位置付けです。店舗数が7位であるにも関わらず、件数や売上が4位であることから、野村の仲介の実力の高さをうかがい知ることができます。また野村の仲介は「ノムコム」という名の独自の不動産ポータルサイトを運営しています。情報発信力の高さは、他の仲介会社よりも群を抜いて高いです。

他に野村不動産と言えば、分譲マンションの「プラウド」が有名です。マンションブランドと言えば、三井不動産の「パーク」シリーズまたは野村不動産の「プラウド」の2つに人気があります。プラウドはパークシリーズに比べて値ごろ感があるため、不動産業界の人でも購入している人が多いです。プラウドは業界の事情に精通した人が、好んで購入したがるマンションと言えます。

不動産業界の人間が、なぜプラウドが好きかというと、やはりマンション作りが圧倒的に上手いからです。設備や仕様が良いのは当然ですが、設計の段階から野村不動産のマンション作りのノウハウが詰め込まれているため、間取りや全体の動線も良く、住みやすいマンションが作られています。プラウドは中古でも人気があり、資産価値が落ちにくいです。

最近では大型分譲マンションの開発で、ライバル同士の三井不動産と野村不動産のJV(ジョイント・ベンチャー:共同企業体)によるマンション開発も見られるようになりました。三井のパークシリーズも中古マンションは売りやすく人気があります。業界のトップ2の三井と野村のJVのマンションであれば、迷わず即買いをして大丈夫でしょう。

また野村不動産はオフィスビルでもPMOシリーズという独自のオフィスビル開発に成功しています。オフィスビルで、シリーズもので成功している企業は他にありません。それほど、オフィスのシリーズ化は難しいと言われているのですが、野村不動産の高い能力がオフィスのシリーズ化を実現したと言われています。

売却するときの仲介に強い理由と特徴

投資物件の仲介にも比較的力を入れている

仲介部門については、店舗が東京23区を中心に展開しています。神奈川や埼玉、千葉などの首都圏にも一部店舗を出していますが、東京に近いエリアを厳選しています。また地方は関西のみに出店しており、他の地方都市には店舗がありません。そのため野村の仲介に対して、馴染みのない方も多いかもしれません。

野村の仲介の特徴としては、不動産投資家向けの投資物件の仲介にも比較的力を入れています。投資用不動産は「ノムコム・プロ」というポータルサイトで情報を発信しており、他にこのようなサイトがないことから、投資家からは圧倒的な支持を受けています。収益物件の中でも区分のマンションも多く扱っています。特に他では見られないファミリータイプの賃貸物件を扱っており、独自の情報収集能力があると言えるでしょう。もし賃貸中の分譲マンションを売却するという話であれば、野村の仲介がお勧めです。

不動産投資家向けの仲介も多く行っていることから、野村の仲介はプロ向けと言えます。普段からプロを相手にレベルの高い仲介を行っていますので、難易度の高い物件であっても野村の仲介に依頼すればなんとか売却してくれるかもしれません。

野村不動産以外の不動産会社もご検討の場合

家の売却の際に、野村不動産以外の不動産会社も検討してみたいという方もいらっしゃるでしょう。その場合、不動産の一括査定サイトで複数の会社でお住まいの見積もりをとると簡単に比較検討ができます。おすすめの不動産一括査定サイトは2つあります。

1つは大手不動産会社6社が運営し、業界で最も知名度がある「すまいValue」。野村不動産だけではなく、他の大手6社にまとめて査定が依頼できるサービスです。

すまいvalue 公式ページ

2つめはLIFULL HOME’Sが運営しているHOME’Sです。こちらは約1500社の不動産会社が登録しておりどんな会社なのか説明も具体的です。

まとめ

以上、野村の仲介について見てきました。収益物件の仲介の強みがある野村の仲介は、独自の情報網を確立しています。他の会社では見つけられない買手を見つけてくれるかもしれません。近くに店舗があれば、一度相談に行ってみるのも良いでしょう。