不動産投資のプロが教える不動産売却で不動産屋に行く前に知っておきたいこと

不動産は買うより売るほうがタイミングがむつかしい

家を売る

このテーマの記事を読まれている方は、いよいよ不動産における”最終段階“に突入しています。不動産売却の決断をされる場合は、「売却損益の有無」、「住み替える」など理由は様々です。どちらにせよ、皆さんにとっては最高の条件で売りたいことは共通しているかと思います。

そこで今回ここで解説していくテーマは、「不動産売却の相談をする前に確認しておきない注意点5選」になります。

不動産は買うタイミングより、売るタイミングの方が難しいと言われています。
理由としては、

  • 買い手がつくかどうか
  • 売る側にノウハウがはあるか
  • 中古マンションの供給過多
  • 国内の人口減少
  • マンションの価値は問題ないか

挙げればキリがないほど売るタイミングが難しいことがお分かりいただけるかと思います。不動産屋に行く前に、ここで記載する注意点をしっかり確認して、困ることなく売却の相談に移れるようにしましょう。

家を売るために一般の方はほとんど戦略がない

そして多くの方が陥りがちなのが、不動産を売り急いだり、売った後どうするかの将来像を描けてないなど、投資家目線で言う、「戦略の無さ」が浮き彫りになります。仕方がないですよ。みんな家を売ることに慣れていません。

「単に売るだけであればそんな戦略必要ない!」と思われる方がいるかもしれませんが、売るといっても全ての金額が手元に入るわけではありません。税金が加算されたり、修繕費が必要になったり、計画通りに行かないことが必ず起こります。

予めこれらを想定せず、売却を検討していくと、思わぬところに落とし穴があります。

不動産売却を相談する前に考えるべき6つの注意点

1 . 売却における情報収集は出来ているか?

売却と一口で言っても、簡単に出来ることではありません。
まずはしっかりと不動産売却に対しての情報収集が行えるよう努力しましょう。

例えていうらならば、

  • 自分自身が今後住むべき所は確保できているか
  • 住むまでどのくらいの期間を要するのか
  • 仲介してくれる業者はどんな所なのか
  • 同じケースでの過去の事例はあるのか(金額・条件など)

この他にも、考えられる情報収集はたくさんあります。
売却を決断してからでは遅い事もありますので、売却の相談をする前に、前もって細かいところも含めて、情報収集しておきましょう。

そうする事で、今後困らないことはもちろんですが、ハプニングが起きても冷静に対応することができます。 

2 . 売却する上で希望や条件を明確にする

マンション査定の打合せ

「〇〇円で買ったから〇〇円辺りで売却したい」
不動産はこう願ってもこの値段で売却できることは早々ありません。

資産的価値の下落、立地の人気度合い、エリア自体の需給バランスなど、様々な要素を加味した結果査定金額が算出されますが、買った時よりも高く売却できるケースはごく稀なケースになります。

そのため、あらかじめ売却する上での金額を設定することや、契約条件などをつめておくことが大切とされています。
初心者の方が陥るケースですが、相手業者に言いくるめられたり、買い手がつかないあまり安値で売却してしまったりと、結果的にこちらが損を被る売買も多くみられます。

初心者の方では、具体的な希望や条件を設定することは難しいかもしれませんが、自分で相場を調べたり、過去の売却事例を元に出来る限りの内容を作っておくといいかもしれません。

3 . 売却のタイミングは正しいのか?売り急いでないか?

これは周囲の意見に流されるあまり売却を決断していないかといった自問自答の部分になります。よく売却される中に、「このタイミングがベストと聞いたから」、「資産価値が高いうちに売却したい」などと、根拠のない理由から売却を急ぐ方が多く見受けられます。

果たしてこういった理由で、大切な不動産を売却しても良いのでしょうか。
もし売却は決断した理由が、専門家や経済誌の意見、ましてや近所の方からのアドバイスなどでは言語道断です。

タイミングを決めるのはあなたの意思と相場観です。最後まで見失わず、自分を信じて決断しましょう。

4.そもそも売る目的は何なのか?

マンションのパンフレットと申込書

ここまで考える必要があるのか疑問がわく方もいるとは思いますが、この注意点はかなり重要なものになります。先ほど「人の意見に同調して売却するのはよくない!」とお話ししましたが、売却する目的が明確にない事も失敗する原因になります。

「売却益が欲しい」、「資産の整理をしておきたい」、「無駄な税金、コストを払いたくない」、「子供が増える」など、理由は様々ですが、不動産を売却することはそれくらい大きなイベントになります。

しっかり、どんな目的で売却するのかといった明確な意図は持つようにしましょう。

5.今後の日本の不動産の展望

最後の注意点は、投資家としての視点からお話しさせていただきます。
これは日本の将来の展望を踏まえた話になります。不動産の売買を行うときは、不動産を持つエリア、物件の立地、賃貸又は投資のニーズ、人口動態、市区町村の取り組み、国の戦略や未来予想図、これらを総合的に判断して投資を行います。

これは一般の方の売却の際も役に立つことは大いにあります。
理由としては、これを読まれるみなさんが、不動産業界の未来、ひいては日本の将来をどう予想するかにかかっています。それによってここで述べてきた「タイミング」や、「目的」、「希望条件」は自ずと変わってくるはずです。

今後の展望は関係ないと思うのではなく、頭の片隅で考えを構築しておくことで、売却の理由や目的は自ずと明確になります。

6.不動産売却の費用を把握しておこう

マンションを売るときの税金

自宅であれば、相続されたものであれ、不動産売却には費用がかかります。
通常は売却価格の3%+消費税が仲介手数料となりますが、それ以外にも収入印紙や司法書士に支払う手数料などがあります。

買い替える場合、次の物件の購入もあると思いますので、必要な購入資金が足りるのかは、事前にシミュレーションしておいてください。

不動産屋に行く前に考えること

情報収集と自分の意思を再確認しましょう

売却を相談する前に読んでおきたい注意点についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。これを読まれてる方は、全てが完結するまであと一歩です。
最後まで気を緩めず、ご自身の理想を叶える売却について実現出来るよう、取り組むようにしてください。

今後は、これまでの一連の流れを踏まえて遂行することが出来るでしょう。
ご自身にあった購入・売却方法、情報収集の仕方や検討ポイント、契約条件など、あらゆる点について一定の基準が作れたことと思いますので、それらを参考に、是非皆さんの理想の住居を手に入れられることを願っております。

マンション売却を考えているものの、何から始めて良いのか分からない方へ
マンション売却の査定をする前に

マンションの売却は一生に一回あるかないかの事です。非常に大きな金額になりますので「なるべく高く早く売りたい」という方は多いと思います。

そのために一番大切な事は「査定」で売却を依頼する不動産会社を見極める事です。ここからはその査定をする前に必ず読んでおいて頂きたいマンション売却20ヶ条をお話します。

マンションを売却する前に必ず読みたい20ヶ条