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最近の新築マンションは、価格上昇傾向が続いている状態。そのため比較的価格が安い築浅の中古マンションや人気エリアの物件の売買が注目されている。 マンション価格の相場は需要と供給によって価格の変動が起こりやすいといわれます。今どきのマンション価格を調べる方法をご紹介。
マンション売却の相場を知らずの売却はもったいない‼
マンション売却相場は流行があるのです
「自宅マンションを売却した」そのような話を聞くと、買った時の4分の1とか3分の1という値段の方が多いですね。一般的にマンションの資産価値があるのは30年までといわれます。ただ、例外的に資産価値が0円でも数百万円の高値が付くような物件が登場することも、たまにあります。あなたが今の家を売りたいと思ったときするべき行動は、今のあなたのマンション相場がどのようなトレンドに向かっているのかを調べることです。場客値段も流行があるのです。
マンション相場のトレンドは、過去から現在の動向が分かれば、「今が売り時」か「もう少し待って売るべきか」タイミングをつかみやすくなります。すぐに売却するにしても、売却価格の目安があれば、住み替えのプランも決めやすくなるでしょう。そこで今回は、マンション相場を簡単に調べる方法をお伝えいたします。
売る前に知らないとヤバイ!マンションの相場
知らないと業者の言いなりで売却で不利に
マンションの売却を決断した時、「気になってしまうのが査定価格」でしょう。実務的には、売却価格の査定は不動産屋さんにお願いすることになりますが、中古マンションの売買を専門にする不動産とそうでない不動産では「売却価格の査定」には違いがあります。売却の交渉を業者にお任せするにしても、売手であるオーナーさんが前もってマンションの売却相場を知っておくことは重要です。
その理由としては、「どのくらいの価格で売却できるか相場」をつかんでおくことで、売り出し価格の検討材料となり、売却の設定価格が相場より下回っていないのか確かめられます。下回っていれば業者に価格設定の根拠を問うこともできるでしょう。
不動産売買においては、売手と買手で比較すると、交渉条件の制約が多い、売り手のほうが不利にといわれていますので、業者のいいなりにならないよう売却の相場は確認するようにしてください。また、売却相場を確認することは、のちの生活設計を考える上でも、大切なことになるでしょう。
マンション相場は、だれでも簡単に調べられる
マンション価格の簡単な調べ方は、一括査定サイトを使うことです。いくつかの不動産会社から机上見積額が来るでしょう。大きく差がなければその額が相場です。ただ難点は、連絡した時点での金額ということです。「1~2年以内に」ぐらいにそんなに急いでいなければまた査定をお願いしなければならなくなりますし、何度も査定にだけくるお客を業者は怪しみますよね。
近々、売るのがほぼ決まりなら一括査定サイトはおすすめです。いろいろありますが、大手不動産6社が運営している「すまいvalue」なら安心して使えます。集客力が高く、すでに獲得している購入希望者の「顧客名簿」が豊富にあります。保有する顧客の中からも候補者を探してくれるので、早期売却につながります。
ただ、売るかどうかは決めていないけれども相場だけ知りたいってことはあると思います。自分の家の価値を知りたいだけならば近隣マンションの実際に売却された価格を調べると目安になりやすいです。そのような場合は、国土交通省の「土地総合情報システム」で調べましょう。
こちらのホームページは、3つの条件「時期」「種類」「地区」を選択するだけで、かんたんに売買情報が簡単に調べることが可能です。公表されている「不動産取引価格情報」は、国土交通省が不動産の取引当事者を対象に、実施したアンケート調査の結果などをもとに、四半期ごとに公表されているので、相場を知るには十分な情報源です。
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手軽に得られる地元の情報でマンション相場を調べる
広告チラシ、無料情報誌のフリーペーパーは「地元情報」の宝庫です。インターネットに公開されていない有力な情報も掲載されていることが多く、パラパラめくっているだけで飛び込んでくるマンション情報を活用しない手はありません。中古マンション売ります、買いますというチラシは保管しておきましょう。
チラシやフリーペーパーの紙媒体は、有効時期を過ぎるとゴミ扱いですが、蓄積された情報は売却価格を設定する時の参考にもなります。捨てずに集めておくといいでしょう。
マンションの価格は「売主の人柄と片付け」でお買い得物件に見える
マンション相場は、不確定な要素が多い物件は評価が低くなります。すごく安くても「なぜこの値段なの?」「どんな人が住んでいたの?」「なぜ売るの?」 こういうことが分からないと買いにくいですよね。新築と異なり中古マンションは、「どのよう状態でマンションが管理されてきたのか?」によって売却価格にも影響します。
買主が物件を探す際、物件概要の資料や不動産業者からの話を聞くことにはなりますが、見落としがないように、他の必要書類からも探そうとします。マンション売買契約時において必須書類は下記のようなものにはなります。
- 登記済権利書、または登記識別情報
- 固定資産税納税通知書または固定資産税評価証明書
- マンションの管理規約および使用細則
- マンションの維持費等の書類など
買主が欲しい情報は、部屋を使っていた売主がどういった人物であるのかも気になるものです。家を手放す理由が「子どもが増えて手狭だから」なのか「離婚」なのかも次に住む人の心境は異なります。新婚ご夫婦なら「子宝にいいマンションかな」と思うかもしれませんが後者の理由では「仲が悪くなりやすい家かな」と思う人もいるかもしれません。
あなたのマンションに興味を持った買主は、出来る限りの情報を内覧などによって得ようとします。内覧は買主へのアプローチする最大の場であります。お掃除をするのは当然ですが、購入した後の生活がイメージしやすいよう家具の配置や観葉植物などのコディネートを工夫されるといいでしょう。(ペットと一緒に暮らしている場合はペット臭の配慮も忘れずに)。
参考資料として、マンション販売時のパンフレットやチラシ、住宅性能評価書、住宅ローンの残高等の書類などがあれば◎。より多くの情報を用意することで買主への評価も上がり、売手の売却価格での早期成約に至りやすいと考えられます。早期売却を考える際は、買手が喜んでもらえるようなサプライズ資料があれば準備しておくとよいでしょう。売却にお金をかけないでも、少しの工夫や心遣いができれば、お家を高く買ってくれる可能性は十分見込めます。
マンション価格相場をみて売却に備えましょう
「売却に不安あり」でも大丈夫です
この記事では以下の内容を紹介しました。
マンション売却には、相場をできるだけ押さえておきたい。マンションの物価トレンドは需要と供給によって変動していくものです。都市部では、不動産は価格の変動が大きく、一戸建て住宅よりも新築マンション価格が高い傾向にあります。
不動産は、売却のタイミングによって価格が異なってきます。いまが売り時なのか、買いどきなのか?売却に不安を感じておられる方は少なくありませんが、これまで紹介したマンション相場の調べ方を参考すると判断しやすいでしょう。売却を考え始めたら、売却の相場を今すぐチェックしましょう。
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