この記事では、住宅ローンが辛くなってきた時の対策として、気軽にできるものから、専門家に相談するものまで5つの方法を紹介しています。一口に辛いと言っても、その状況は人それぞれです。住宅ローンが辛くなってきたけれど、どうすればいいか分からない人は、ご自身の状況と照らし合わせながらお読みください。

住宅ローンが辛くなった時の5つの対策

住宅ローン

住宅ローンが辛いときの対策①:支出の検討

住宅ローンを借り入れしたときは、当時の収入と支出から毎月の返済額を決めた方がほとんどでしょう。しかし、一般的に住宅ローンの返済期間は30年や35年という長期間です。その間、家計の状況は変化することは珍しくありません。

「住宅ローンが辛い」と感じるのなら、借り入れ当初と比べて収入の減少か、支出の増加のどちらかが原因でしょう。それならば、支出の検討が1つの解決策になるかもしれません。「もう無駄はない」とお考えかもしれませんが、家計簿などでお金の流れを確認していない場合、意外に使途不明金があるものです。

家計の無駄を削る例

  • さほど使ってないのに家族全員がスマホを使っている ⇒ 使っていないなら格安スマホやガラケーに変える
  • 使っていない車がある ⇒ 車を1台にしたり、軽自動車にしたりして支出を減らす
  • 通っていないフィットネスクラブに契約している ⇒ 解約する

意外と収入は現状維持もしくは減っているのに、支出水準だけが上がっていることもあります。少し時間をかけて支出を見直してみてはいかがでしょうか。

住宅ローンが辛いときの対策②:金融機関への相談

銀行

近年、金融機関の対応が変化しています。

住宅ローンの返済がちょっとでも辛いと感じたら、早めに金融機関に相談して返済額の減額など条件変更を申し込みましょう。金融機関の多くは、返済期間中の相談に対応するために専用窓口を設けたり、専用の担当者を付けたりしています。相談件数や対応の結果を公表している金融機関もあります。

また最近では、条件変更をサービスとしている金融機関もあります。返済期間中に返済額の変更ができるサービスです。いずれにしても、条件変更の相談にのってもらえる体制になっている金融機関がほとんどですので、まずは問い合わせてみましょう。

住宅ローンが辛いときの対策③:他の金融機関に借り換え

超長期固定金利型の金利水準推移
超長期固定金利型の金利水準推移

低金利で、借り換え数百万円の返済負担減するのは当たり前になりつつなります。

借り入れ当初から5年から10年以上経っている人は、住宅ローンを金利の低い他の金融機関に借り換えると数百万円の軽減効果が出ることがよくあります。

借り換えには、諸費用がかかりますが、諸費用を住宅ローンに含めることができる金融機関もあります。借り換え効果が出るかどうかは住宅ローン残高、現在の金利と借入先の金利との差、残りの返済期間に加え諸費用の額によって変わりますので、シミュレーションをして確認しましょう。

今はネットでも住宅ローンの返済シミュレーション、審査申し込みが可能。住信SBI住宅ローンは、返済シミュレーションだけなら3分、仮審査の申し込みでも10分あれば完了します。

監修者から

金利が下がっている局面なら、銀行に借換の相談をするだけで、現在借入れている金利を下げてくれることも多いです。とにかく何もしないことが一番損なので、今日にでも借入銀行に一本電話を入れましょう。

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住宅ローンが辛いときの対策④:自宅を売却して賃貸住宅に移る

家族

持ち家にこだわらないのなら、賃貸に住み替える方法もあります。

これまで紹介してきた方法は、どちらかと言うと一時的な収入減や支出増に対応する方法です。収入減や支出増が中長期的に続くと考えられる場合、その場限りの方法ではあまり効果を得られません。そこで根本的な解決方法の1つとして、住宅を売却して賃貸住宅に移る方法を紹介します。

たとえばマンションの場合、住宅ローンの返済額に加え修繕積立金や管理費、固定資産税が必要です。返済額と同じ賃料でも家計に余裕ができるでしょう。返済額よりも低い賃料のところにすればさらに余裕ができ、家計を立て直すことができます。

注意点は、住宅の売却額です。売却額が低いと住宅ローンの返済に充てることができず、現金の支出が増えてしまいます。また急いで売らなければならない状況だと、希望通りの金額で買い取ってくれる人を探す余裕がなく、安い売却額になる可能性もあります。

もしも時間的に急いでいないのであれば、ご自宅売却の見積額を調べてから売却を検討しても良いでしょう。不動産の一括査定サイトで複数の会社でお住まいの見積もりをとるとご自宅の売却額が比較検討できます。おすすめの不動産一括査定サイトを2つ紹介しましょう。

おすすめの不動産一括査定サイト

1つは大手不動産会社6社が運営し、業界で最も知名度がある「すまいValue」。野村不動産や住友不動産など、大手不動産会社にまとめて査定が依頼できるサービスです。

住まいバリュー

すまいvalue 公式ページ

2つめは買取博士。買取も考慮するなら、こちらがおすすめです。無料で築古のマンションの買取査定が出来ます。買い取ってもらう場合も仲介手数料がかからないので手取り額が多くなります。

買取博士

買取博士

買取博士は、買取専門のサービスです。査定はもちろん無料。手数料も無料。買取後のリスクや責任もありません。現状のまま家を売りたい方はお気軽にご相談ください。

住宅ローンが辛いときの対策⑤:弁護士に相談して、法的に整理

男女

住宅ローンの返済を辛いと感じる期間が、あからさまに長期になるようなら法律の専門家に相談しましょう。借り入れが住宅ローン以外にあり、住宅の売却だけでは家計を立て直すことができない場合には、法律の専門家である弁護士に相談する方法があります。

借金を法的に整理するのですが、方法は任意売却、特定調停、個人再生、自己破産と複数あります。いずれもメリット・デメリットがありますので、弁護士に相談しながら検討してください。

監修者から

法律の専門家に相談する場合、消費者金融の過払い金などは交渉中金融機関への返済を止めるため、そのことによって与信機関のブラックリストに載ってしまいますので、この点には注意が必要です。

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住宅ローンの返済が辛いときの対応は早めが原則

住宅 不動産

記事の後半になるほど深刻な状況に対応

この記事では以下の内容を紹介しました。

一時的に住宅ローンの返済が辛い場合は、生活を切り詰めるなど、長く続けることが難しい方法を取ることはできます。

ただ仕事がなかなか見つからないため収入が少ない場合など、収入がない状態が長く続きそうな場合は、その場限りの方法ではあとで余計に厳しくなるかもしれません。長期化しそうな人は無料相談などを利用して、専門家に相談することも検討してみましょう。

監修 鈴木 良紀
(株)ウィルゲイツ・インベストント勤務。大手ゼネコン、ディベロッパー、不動産ファンドを経て、(株)ウィルゲイツインベストメントの創業メンバー。不動産、法律に広範な知識を有し様々なアセットのソリューションにアプローチ。宅地建物取引士・ビル経営管理士鈴木が監修した他の記事はこちら